【市指定:史跡】フナハガー


フナハガー

この井戸の背後にある自然植生の森には、伊良部ナカトズ御嶽がある。
昔、この一帯にはフナパ村そして、北方にウポザト村、東方にはウポドウ村があったといわれている。
この井戸(洞泉)が発見されたのは、1430年頃と推定され、この井戸は、前記三村の村建ての中心となった。その後、1735年には、外部からの移住者もあり、往時の集落遺跡を想記させる重要な史跡である。
この井戸の神は、女神で部落の西方に所在する神里ガーの神とともに(夫婦神として)ウヤナズガーのミフツヌス(美しい女神)オンギヌス(冥護)の神として厚く信仰されている。1961年頃からは伊良部製糖の工場用水源として活用されている。



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