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【市指定:史跡】テマカ城跡~てまかじょうせき~

テマカ城跡

城辺字保良の東平安名崎からトユミャが石を投げて一夜のうちに石垣が築かれた、との伝承がある。大正の頃まで高さ6~7尺もある石垣が、存在していたといわれているが戦後の土木工事の材料としてほとんど持ち去られた。中の御嶽の祭神は、ヤマトガムキリウヌスと呼ばれている。久場嘉按司とたびたび合戦したが力及ばず敗死[…] 続きを読む ⇒

【市指定:史跡】マムヤの屋敷後・機織り場・墓~まむやのやしきあと・はたおりば・はか~

マムヤの屋敷後・機織り場・墓

マムヤの屋敷跡は、保良元島の南方約200mほどの小丘陵にある。現在は周りの土が除去され、うず高い状態になっている。機織場は、東平安名崎の保良漁港入口より西方120mの北側岸壁にあり、畳2枚程の広さの空洞になっている。墓地は、同漁港入口より東へ約180mはなれた休憩所の隣にある巨石をくりぬいたようにし[…] 続きを読む ⇒

【市指定:史跡】保良元島遺跡~ぼらもとじまいせき~

保良元島遺跡

当遺跡は、東平安名崎の根本近く、標高50~60mの台地に形成された14~15世紀頃の集落遺跡である。1965年H・メリヒャール氏と金子エリカ女史によって、その一部が発掘調査され、宮古産の土器の他・宋・元・明時代初期の中国製陶磁器片が出土している。元史「温州府志―オンシュウフシ―」によれば「婆羅公管下[…] 続きを読む ⇒

【県指定:天然記念物・植物】東平安名岬の隆起珊瑚礁海岸風衝植物群落~ひがしへんなみさきのりゅうきさんごしょうかいがんふうしょうしょくぶつぐんらく~

東平安名岬の隆起珊瑚礁海岸風衝植物群落01

宮古島の東端太平洋に突出した東平安名崎は、環境によく適応した特殊な植生と分布の限られた植物が生育する学術上貴重な岬である。長さ約2km・幅約250m・高さ約20mの琉球石灰岩よりなる台地状の地形をなしている。植物は潮風等のきびしい環境にさらされ風衝地特有の植生を発達させている。 特にテンノウメの優占[…] 続きを読む ⇒