【県指定:史跡】下地町の池田矼~しもじちょうのいけだばし~


下地町の池田矼

崎田川河口近く、国道390号線に沿っている。この矼は、琉球王国時代、平良から久貝・松原・川満を経て、洲鎌・上地・与那覇へ通ずる主要道路の一部であった下地矼道と共に架設されたと伝えられている。「雍正旧記」(1727年)には「池田矼、南北長20間、横3間、高サ9尺5寸村北ノ潟陸原ニあり」と記録されている。その後、何らかの理由で壊れた矼を、1817(嘉慶22)年に下地矼道と共に大修理を実施したことが、「宮古島在番記(みやこじまざいばんき)」に記されている。琉球石灰岩をアーチ型に積み上げて造ってある。
2000年段階で伝承では、470年余、文献上の記録では250年余の歴史を有し、今日まで堅牢さを誇っている。



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