【市指定:史跡、天然記念物】佐事川嶺凝灰岩層及び佐事川の陣地壕


佐事川嶺に分布する地層は、沖縄県南部の基盤岩である島尻層群に相当するものです。指定地においては、島尻層群内に二枚の凝灰岩層が確認できます。さらに凝灰岩層は上部に向かう凝灰質砂岩、そして泥岩と堆積変化を示すなど、地層形成時の古環境を容易に推測させることができます。 
凝灰岩層の存在は、宮古島の形成に海底火山活動が関与していたことを示す証拠となります。また、指定地内では島尻層群と琉球石灰岩層の不整合の関係や断層などの地質構造も確認され、郷土の成り立ちを知る上で貴重な資料となります。
また、戦争遺跡として、島尻層群を掘り込んでコの字状に形成された太平洋戦争時の壕(佐事川の陣地壕)が残されております。宮古島には戦時中に数多くの壕が構築されており、この壕もその中の一つです。



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