【国指定:天然記念物(地質)】宮古島保良の石灰華段丘~みやこじまぼらのせっかいかだんきゅう~


宮古島保良の石灰華段丘

宮古島保良の石灰華段丘は、宮古島の南海岸に位置し、東平安名崎の北西、通称・宮土(みゃーどぅ)の海抜30mの海成段丘の段丘崖下に所在しており、海抜約5m付近から低潮位までの緩斜面上に、汀線にそって長さ約70m、幅最
大約30mにわたり発達している。リムストーンプールは長径約10m~数㎝位まである。その形も角の取れた長方形や方形楕円形、半月状など様々で、大小300枚余りの皿状の地形が重なっている。
石灰華段丘の形成開始年代については、年代測定の結果から約3,600年前とされており、現在もなお成長を続けていることが分かっている。石灰華段丘のような棚田状の地形が、流水によって満たされている地形は、秋芳洞の「百枚皿」など、そのほとんどは鍾乳洞内に形成されている。野外で形成されたものは、中国の「九寨溝」、トルコの「パムッカレ」、クロアチアの「プリトヴィツェ湖群公立公園」、アメリカ合衆国の「イエローストーン国立公園」など限られており、これまで南西諸島の海岸では確認されていない地形である。



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