【市指定:史跡】大立大殿みゃーか~うぷだてぃうぷどぅぬみゃーか~


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「大立大殿みゃーか」は、15世紀後半に宮古島の首長を務めた大立大殿の墓とされており、四方を長方形に切り出した石灰岩で囲み、その上に蓋石を乗せる「ミャーカ」と呼ばれる宮古島特有の墓形態をなしている。
祀られている大立大殿は1390年に宮古島で初めて中山朝貢をした与那覇勢頭豊見親の孫にあたり、15世紀~16世紀にかけて宮古島を治めた仲宗根豊見親を養育した人物としても知られている。かつては海岸の崖のそばに作られていたが、海岸の埋め立てと、道路拡張により、墓周辺の地形が削り取られており、現在はマティダ市民劇場前の交差点歩道に保護整備を加えた状態で残されている。



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