【市指定:記念物名勝】下地島南・西岩礁海岸~しもじじまみなみ・にしがんしょうかいがん~


下地島南・西岩礁海岸

下地島の南・西側海岸は、「通り池」「ナビズク」「ナガビダイキ」「オコイキ」など沖縄の岩礁地帯の特徴が如実に表れている所である。カルスト地形特有のドリーネが数多くあり、琉球石灰岩は砕屑性砂質、礫質石灰岩、石灰藻、サンゴ石灰岩などの岩相の区分が観察できる貴重な地域である。
特に、下地島は隆起珊瑚礁でできている他の島々では見られない規模の岩礁(カルスト台地)地帯で、新第三紀鮮新世層が露呈している地域として、また、サシバの飛翔の観察地としても保存する必要がある地域で、水平線に沈む夕日は絶景である。



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