【市指定:建造物】平良第一小学校の正門と石垣~ひららだいいちしょうがっこうのせいもんといしがき~


平良第一小学校の正門と石垣

平良第一小学校の石垣は、1932(昭和7)年頃に築かれた石垣と考えられており、建築後73年は経過している。現在、学校の敷地を囲っていた石垣のうち南側は校地拡張の為に無くなっているが、当時の正門を含む3辺の石垣は保存状態も良く残っており間知積みや布積み等、当時の石造建築技術の水準の高さを知ることが出来る。先の大戦で、当該地も空襲、艦砲射撃などの戦火に見舞われ校舎などは失われたが、石垣やガジュマル等の植栽は当時の景観を今日に伝え、教育環境としても望ましい状況にある。学校(教育史)の歴史を21世紀に伝える県内でも数少ない文化財であり、その価値は高い。

現在、学校の敷地を囲っていた石垣のうち南側は校地拡張の為に無くなっているが、北側、西側、東側の3辺の石垣の保存状態並びにガジュマルなどの植栽は、教育環境を良く保存している。当時の正門は、現在は利用されておらず、東保育所の塀となっている。


≫Gooleマップで見る