【市指定:古文書】河充家の系図~かわみつけのけいず~


河充家の系図

河充氏とは、川満大殿を元祖とし名乗り頭に「真」の字をもつ家系である。保管しているのは大殿の子孫、洲鎌部落の松村家である。
系図には初代より12代までの人物の生年月日、役職名、死亡年月日等が記入されており、字体も楷書、草書、正書と種々である。筆跡も異なる部分が見受けられるのは、何代目かが書き残した物を後でまとめたのか、それともその人その人の手で綴り残したものか興味がある。親雲上(ペーチン)・目差・与人等の役職名や女性の大阿母等も他の文献にも見られ大殿の子孫が次々と役職につき活躍したことがうかがえて貴重な古文書といえよう。
※大阿母(おおあも)・・・琉球王国の三平(みひら)等の大あむしられ中央神女組織制における上級神女真饒・真・真安の3代が砂川の頭に就いている。


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