宮古島の生き物と自然の風景

【市指定:天然記念物・地質】ツヅピスキアブ

ツヅピスキアブ

平良字下里大原地区の丘陵地にあって、「ツヅキピスキアブ」「ツヅヒキホラ」とも呼ばれ、市内では最大規模の洞穴である。その特徴としては、 ①洞穴北端の陥没開口から南端開口部にかけて長さ約85mの貫通型の広い横穴である。 ②洞穴北端前方にはドリーネ(陥没地)が発達し、オオクサボク・クワズイモ等の環境指標植[...] 続きを読む ⇒

【市指定:天然記念物・地質】シマジリクジラ化石

シマジリクジラ化石

1973年8月25日から始まった沖縄第四紀調査団による宮古島調査のなかで、同28日、島尻海食台の波うちぎわで発見され、翌29日までの2日間にわたる中学教師と調査団によって掘りだされ寄託されたものである。化石は、およそ2分の1大の頭蓋骨で海性背椎動物のクジラ化石としては保存度がよく、次の特徴をそなえて[...] 続きを読む ⇒

【市指定:天然記念物・地質】島尻断層崖と海食台~しまじりだんそうがいとかいしょくだい~

島尻断層崖と海食台

美しい珊瑚礁の海にかこまれた宮古島は、地形(カルスト)及び地質面において、特徴ある自然環境をもっている。なかでも島尻断層崖は高さ5.25m、長さ400m以上にわたって第三紀層が露出し断層線・褶曲線・地下水等が発達している。1973年夏、鯨(頭部)や鮫(歯)の化石が発見され、潮間帯に広がる海食台ととも[...] 続きを読む ⇒

【市指定:天然記念物・植物】飛鳥御嶽の植物群落~とびとりうたきのしょくぶつぐんらく~

飛鳥御嶽の植物群落

隆起さんご礁における植生として、他地域の森林階層構造との比較並びにその遷移段階を観察するのに貴重な自然教材園である。さらに野鳥の生息(産卵)地、周辺畑地の防風林としてはもとより、聖地として古くから地域の人々によって大事にされている。 18世紀中葉に編集された「宮古島記事仕次」によるとおよそ数世紀以前[...] 続きを読む ⇒

【市指定:天然記念物・植物】狩俣の植物群落~かりまたのしょくぶつぐんらく~

狩俣の植物群落

狩俣集落の後方丘陵に発達する自然林である。その東側は断崖絶壁で海に面し大神島が望見できる。植物群落は海岸に沿って南北に延びる丘陵に細長く分布しており、宮古群島内では最大規模の面積を有する自然林となっている。磯津・大城御嶽や数ヵ所の拝所が点在し、その関係で植物群落全域が集落の神聖な場所として大切に保護[...] 続きを読む ⇒

【市指定:天然記念物・自然】島尻のマングローブ林~しまじりのまんぐろーぶりん~

島尻のマングローブ林

マングローブ林は熱帯、亜熱帯地方の海岸や河口の汽水域(海水と淡水が混ざり合う水域)の泥土に生育する常緑低木・高木の一群である。日本では南西諸島に数種が分布し、鹿児島県喜入が北限とされている。 沖縄県内では、4科6種が分布し、八重山6種・宮古5種・沖縄本島4種の分布が確認されている。島尻のマングローブ[...] 続きを読む ⇒

【市指定:天然記念物・地質】仲原化石~なかはらかせき~

仲原化石

仲原化石はクジラの化石である。当化石は太平洋に面した断崖(高さ約50m)下の仲原東海岸の波打ち際にあり、直径3m、高さ2mほどの岩につきささるようなかたちで残っている。岩から露出している化石は、長さ60cm、幅30cm、厚さ20cmほどの大きさである。化石は全長10m以上もあるヒゲクジラ亜目の下あご[...] 続きを読む ⇒

【市指定:天然記念物・植物】前井と御神木その周辺の植物群落~まえがーとごしんぼくそのしゅうへんのしょくぶつぐんらく~

前井と御神木その周辺の植物群落

前井(まいがー)は、下里添の北部丘陵沿にあり、古くから下里添西部(ザラツキ・ウッザンミ)と長間南部の住民が飲料水として利用していた洞窟泉であった。洞窟泉では汲み取りに大変苦労する上に不衛生なため、1919(大正8)年9月、現在の竪穴式の井戸に改築する。当時は南側に前井、北側にウツバラ井と2ヵ所あった[...] 続きを読む ⇒

【県指定:天然記念物・植物】国仲御嶽の植物群落~くになかうたきのしょくぶつぐんらく~

国仲御嶽の植物群落

国仲集落の東200m、伊良部中学校の東隣りにある。正面の鳥居から幅約1.5m、長さ約90mの参道があり、その奥に約10m四方の石垣で囲まれた広場がある。広場には壁が石積みで屋根がコンクリートスラブ打ちでできた祠(ほこら)があり、祠(ほこら)の左右には獅子像がある。 周辺には胸高直径25~45cmのフ[...] 続きを読む ⇒

【県指定:天然記念物・植物】東平安名岬の隆起珊瑚礁海岸風衝植物群落~ひがしへんなみさきのりゅうきさんごしょうかいがんふうしょうしょくぶつぐんらく~

東平安名岬の隆起珊瑚礁海岸風衝植物群落01

宮古島の東端太平洋に突出した東平安名崎は、環境によく適応した特殊な植生と分布の限られた植物が生育する学術上貴重な岬である。長さ約2km・幅約250m・高さ約20mの琉球石灰岩よりなる台地状の地形をなしている。植物は潮風等のきびしい環境にさらされ風衝地特有の植生を発達させている。 特にテンノウメの優占[...] 続きを読む ⇒

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