【戦争遺跡】パナタガー嶺の海軍砲台・トーチカ


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宮古島内では数少ない高地の一つであるパナタガー嶺(標高95.4m)の中腹にあり、50mほど琉球石灰岩を掘り抜いた壕となっています。通路の幅は大砲を入れるために大きく、砲台設置場所はコンクリート造りで、階段を上った先には着弾地点を確認するための観測場所もあります。戦後、鉄が高く売れたため、コンクリート部分は鉄筋を取り出すために削られており、地面に欠片が散乱しています。この壕は「海軍第313設営隊第2中隊」が構築し、14センチ加農砲が設置されたと言われています。部隊は「山砲兵第28連隊」の指揮下であった「先島集団砲兵隊」が駐屯しました。



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