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【市指定:史跡】保良元島遺跡~ぼらもとじまいせき~

保良元島遺跡

当遺跡は、東平安名崎の根本近く、標高50~60mの台地に形成された14~15世紀頃の集落遺跡である。1965年H・メリヒャール氏と金子エリカ女史によって、その一部が発掘調査され、宮古産の土器の他・宋・元・明時代初期の中国製陶磁器片が出土している。元史「温州府志―オンシュウフシ―」によれば「婆羅公管下[…] 続きを読む ⇒

【市指定:無形民俗】友利クイチャー~ともりくいちゃー~

クイチャー

昔、ブンミャー(村番所)で機織りさせられた女性等は、リーフに織り成す白波が上布の模様に見える事から、小浜の砂が粟になれとの願いをこめてクイチャーアーグに仕上げたという。昼間の労働から開放された若者達は夜の巷に集まり、面白おかしく男女の様子まで歌い踊ったりしたという。 友利のクイチャーは、最初にマキャ[…] 続きを読む ⇒

【国指定:史跡】先島諸島火番盛「遠見番所」狩俣遠見~さきしましょとうひばんむい「とうみばんしょ」かりまたとうみ~

狩俣遠見

宮古島市5ヵ所( 池間・狩俣・島尻・来間・砂川) 江戸時代、鎖国体制下の1644(順治元)年に、薩摩藩支配の琉球王府によって設置された、海上交通の監視・通報(烽火:のろし)機能をになった遠見番所跡群。先島諸島は琉球列島の最西端に位置し、東シナ海の緊張に直面しており、対外関係と鎖国体制の完成を示す遺跡[…] 続きを読む ⇒