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【市指定:史跡】下地島巨岩~しもじしまきょがん~

下地島巨岩

径59.9m、高さ12.5mの巨石が下地島の西海岸に座しており、重量は、推定で約2万トン、オコスクビジー(大きな帯をした岩)、あるいはヌーマミージー(馬の番をする岩)、帯大岩の名で親しまれている。 1771(明和8)年、明和の大津波の時に打ち上げられたと言われ、津波の高さは、およそ40mで、マグニチ[…] 続きを読む ⇒

【市指定:記念物名勝】下地島南・西岩礁海岸~しもじじまみなみ・にしがんしょうかいがん~

下地島南・西岩礁海岸

下地島の南・西側海岸は、「通り池」や「ナビズク」「ナガビダイキ」「オコイキ」など沖縄の岩礁地帯の特徴が如実に表れている所である。カルスト地形特有のドリーネが数多くあり、琉球石灰岩は砕屑性砂質、礫質石灰岩、石灰藻、サンゴ石灰岩などの岩相の区分が観察できる貴重な地域である。 特に、下地島は隆起珊瑚礁でで[…] 続きを読む ⇒

【市指定:記念物名勝】白鳥崎岩礁海岸地域~しらとりさきがんしょうかいがんちいき~

白鳥崎岩礁海岸地域

伊良部島の北西、東シナ海に面し、県内有数の弧状の裾礁(通称白鳥干瀬)を臨む大海原と、それらの浸食により形成された岩礁地帯である。現在は西海岸公園地域にもなっているが、亜熱帯特有の岩礁性植物が数多く植生している所でもある。 伊良部島と下地島は、今から約200万年~600万年前の新生代第三紀の鮮新世にで[…] 続きを読む ⇒

【市指定:記念物名勝】佐和田の浜珊瑚礁・礁湖面~さわだのはまさんごしょう・しょうこめん~

佐和田の浜珊瑚礁・礁湖面

伊良部島と下地島の北西に位置し、弧状の裾礁内(通称イナウカタパル)が佐和田の浜の礁湖である。 「日本の渚百選」にも選ばれた風光明媚な佐和田の浜と、「明和の大津波」など、で打ち上げられたと伝わる三百余の岩魂、遠浅の海は亜熱帯の自然と珊瑚礁、黒潮が作り上げた天然の芸術品である。 環礁は県内有数のもので、[…] 続きを読む ⇒

【国指定:名勝・天然記念物・地質】下地島の通り池~しもじじまのとおりいけ~

下地島の通り池01

通り池は、2つの池が相接し、天然の橋によって通じている。東北側が直径約55mで水深約25m、南西側が直径約75mで水深は海側が約40mである。直径約10mの海底洞穴で海と通じており、両池は潮の干満で水深が変化する。池の成因は琉球石灰岩が長年の間に海と通ずる鍾乳洞を生じ、その2ヵ所が崩落して天然橋で結[…] 続きを読む ⇒