Tag ‘石積み’

【市指定:史跡】野城泉~ぬぐすくがー~

野城泉

福北集落の東北の海岸に沿って東西に延びる琉球石灰岩丘陵(標高約65m)に野城遺跡がある。その南西部にある野城泉は、石灰岩台地(標高50~67m)裾野に湧水口の周辺を切り石積み技法によって築造された“降(うがー)り井”の形態をもつ自然湧水で、現在も水量は豊富である。 野城泉は、野城遺跡に関わりがあると[…] 続きを読む ⇒

【市指定:史跡】スサビミャーカ:巨石墓~すさびみゃーか:きょせきばか~

スサビミャーカ(巨石墓)

字伊良部の東方約340mの所にあり、1600年頃建造されたと推定され、現存する伊良部地区のミャーカの中では、規模が最も大きく、石工技術も優れている。外囲いの石積みは二重になっている。外側は東西10.8m・南北7.2m・高さは1.8mで、畳大の巨石を積み上げている。 内囲いの石積みと二つの壁は、厚さ2[…] 続きを読む ⇒

【県指定:有形民俗】ウイピャームトゥの祭場~ういぴゃーむとぅのさいじょう~

ウイピャームトゥの祭場01

砂川集落の南方の上比屋山遺跡内にあるマイウイピヤー・クスウイピャー・ウイウスの籠(こも)りの儀礼に用いられる3棟の家屋は、祭場内の石垣などとともによく保存されていて、宮古の村落祭祀を理解するうえで極めて貴重である。3棟とも側面が琉球石灰岩の石積みで、高さ120~130cm程度の軒の低い造りである。そ[…] 続きを読む ⇒