【国指定:名勝・天然記念物】八重干瀬~やびじ~


八重干瀬

八重干瀬という名称の由来には諸説あり、8つの干瀬からなるからとも、干瀬が幾重にも重なっているからとも言われている。八重干瀬は、池間島や島尻では「やびじ」、狩俣では「やぴし」等と様々な呼称があり、1999(平成11)年の「八重干瀬」の2万5千分1地形図発行にあたり、国土地理院から呼称の統一を求められた平良市(現宮古島市)は八重干瀬の呼称を、八重干瀬に最も近い池間島で呼称され、市の行事でも従来用いられてきた「やびじ」とすることを決定され、現在この名称で呼ばれている。特に、潮差が一年で最も大きくなる旧暦3月3日(新暦の4月上旬頃)には、サニツ(浜下り)と呼ばれる風習が残っている(女性の厄払い)。「八重干瀬」へ辿り着くためには、干潮時のみに限定されるため、自然の制約を受けるが由に、魅力的な場所となっている。



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