【市指定:史跡】アブガーNo.1


アブガーNO1
アブガーNo1は、伊良部島南側の長山の農道78号線の中頃から北に400m程のウスバリアブの東側の森の中にあり、地積の上からは、ウスバリアブと同じ地番にある。深さは36m程で、洞口から14mの所に幅1.5m、長さ2m程のテラスがあり、テラスからさらに19m程下の所が最深部になる。洞口は高さ2~3mの岩が浸食された壁になっている。テラスから最深部までには2つの井戸があるが、壁面の角礫が崩れかけており、落石の危険がある。
同一個体に属すると推定される人骨等が観察でき、完全なものも含まれている。胸、腰、助骨、肩、腕、足等の骨が多数出土しており、その他動物の骨もたくさん出土している。



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