【市指定:天然記念物・植物】トマイ御嶽の植物群落~とまいうたきのしょくぶつぐんらく~


トマイ御嶽の植物群落
この植物群落は、与那覇西方海岸にあり北側の林緑は海に接し、シマシラキ群落が縁取っている。海抜ゼロメートルの林床は湾内へ流出する土壌の推積によって肥沃化し、発達した高木林を形成している。群落の特異な景観は宮古島唯一のものである。この群落の構成種は、高木層にモモタマナ・タブノキ・ヤブニッケイ・サキシマスオウノキ・ガジュマル・オオバギ・センダン・リュウキュウマツ・ビロウ・フクギ・クロヨナ・アコウ・タイワンエノキ等、低木層には、クロツグ・モクタチバナ・ツルグミ・ハマイヌビワ・ゲッキツ・オオハマボウ・ヒルギ類・ギョクシンカ・グミモドキ等がある。草本層には、クワズイモ・オウゴンカズラ・フウトウカズラ・ハブカズラなどが見られる。

トマイ御嶽では旧暦の9月、壬午(みずのえうま)の日から3日間、ンナフカ祭が行われる。ンナフカ神は豊作をもたらしてくれる〝福の神″といわれる。



≫Gooleマップで見る