【市指定:史跡】松村家の井戸の縁石~まつむらけのいどのふちいし~
洲鎌部落の松村家は下地の主、川満大殿の子孫生家である。この宅地内に推定約500年前の物と考えられ、直径120cm、高さ65cm、内巾90cmの丸形のくり抜き縁石がある。この縁石は松村家と盛島家の双方にあるが、盛島家はひとまわり小型である。
川満大殿は1498年にベウツ川堀割工事、1506年池田矼を沖縄本島より石橋建築専門家を招いて造り上げた偉人であるから、同時代に宮古でも石工が数多くいたであろうことは容易に推測出来る。
しかし、この井戸が大殿の手で造られたか、2代目の手で造られたかの記録は松村家には存在しない。
≫Gooleマップで見る