【県指定:史跡】野原岳の霊石~のばるだけのたまいし~
野原岳の南側中腹にあるが、元もとは頂上近くの北西側斜面におかれていた。霊石は、琉球石灰岩でつくられており、直経が110cm、高さが135cmの円柱形である。およそ600年ほど前、野原岳一帯を支配していた大嶽按司が、守護神としてこの霊石をつくり、野原岳の頂上付近にたてたと伝承されている。
地元では、この霊石をタマザラ御嶽と呼んで、今でも信仰の対象になっている。古い時代の沖縄(宮古)における霊石信仰を知るうえで、重要な遺跡である。
≫Gooleマップで見る