Tag ‘宮古島伊良部’

【伊良部】イラウタオガニ

イラウオタガニ

タオガニは、唐金という人が、これまで歌い継がれていた古謡を初めて整理、歌い伝えたと言われている。また、イラウタオガニと宮古トーガニとは旋律がことなる。イラウタオガニは、お祝いの座や酒座でよく歌われますが、歌の主題は、自然、恋愛、親孝行、教育、情け等に関するものを即興で表現している。現在大衆化している[…] 続きを読む ⇒

【市指定:無形民俗】佐良浜ミャークヅツ~さらはまみゃーくづつ~

佐良浜ミャークヅツ

佐良浜ミャークヅツは、旧暦8月、9月の甲午(キノエウマ)の日から4日間「ムトゥ」を中心に、佐良浜の人達総出で盛大に行われる祭りである。ミャークヅツを行っているのは、池間島、平良・西原地区の三地域である。初日を「アラビ」・2日目を「ンナカヌヒー」・3日目を「アトヌヒー」・最終日を「ブートイビー」と呼ん[…] 続きを読む ⇒

【市指定:有形民俗】魚垣~かつ~

魚垣

字佐和田の浜西方、下地島空港の北側滑走路埋め立て地約200mの所、カタバルイナウ(内海のイノー)にある。現在の「魚垣(カツ)」は、1850年頃善平マツさんによって造られたと言われている。 漁の形態は、佐和田の浜の遠浅を巧く利用したもので、周囲を石で囲み、潮が満ちるときに魚が入り潮が干くとき出口を一つ[…] 続きを読む ⇒

【市指定:天然記念物・植物】イラブナスビ

イラブナスビ

伊良部島の海岸周辺と※東平安名崎周辺にのみ生息するナス科の固有種である。1972(昭和47)年テンジクナスビの亜種(SolanumindicumL)として発見されたが、多和田真淳は、亜種ではなく、固有種として発表し、イラブナスビと命名した。その後、1990年、東京大学の山崎敬と沖縄県職員の澤岻安喜に[…] 続きを読む ⇒

【市指定:史跡】ティーズアブ

ティーズアブ

ティーズアブは、基幹農道沿いに、農道長山線から白鳥崎に向かって500m程の東側の森畑に隣接した林の中にある。畑は窪地になっており、洞口は井戸の口の様で縦穴になっている。北東方向以外は、周囲を岩で覆われ、洞口は2カ所ある。 大きい方は幅5m、長さ12m、小さい方は幅1.5m、長さ3mで、深さは20m程[…] 続きを読む ⇒

【市指定:古文書・典籍】刀剣及び古文書~とうけんおよびこもんじょ~

刀剣及び古文書

「雍王旧記」(1727年)によると、豊見氏親(うずぬしゅう)の由来について、次の通り記録されている。 昔、伊良部村の主「豊見氏親」という人は、力万人にすぐれ、鬼神もあざむくぼどの勇者であった。その頃、平良と伊良部の海中に大鱶(ふか)が時々現れ、往来の船を転覆させ、命を奪っていたので、平良へ行く人達は[…] 続きを読む ⇒

【市指定:史跡】アブガーNo.2

アブガーNO2

アブガーNo2は、伊良部島南側の長山の農道78号線の中頃から北に450m程のアブガーNo.1の東側の道路の傍にある。深さは11.5m程で、下部の広さは幅10m、長さ20mで、下部の北東部には階段があり、容易に洞底に降りることができる。床は、ほぼ水平で、階段の下はセメントで整地されており、広間の北西分[…] 続きを読む ⇒

【市指定:史跡】アブガーNo.1

アブガーNO1

アブガーNo1は、伊良部島南側の長山の農道78号線の中頃から北に400m程のウスバリアブの東側の森の中にあり、地積の上からは、ウスバリアブと同じ地番にある。深さは36m程で、洞口から14mの所に幅1.5m、長さ2m程のテラスがあり、テラスからさらに19m程下の所が最深部になる。洞口は高さ2~3mの岩[…] 続きを読む ⇒