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【市指定:史跡】島尻元島とンナカガー~しまじりもとじまとんなかがー~
島尻元島は現在の島尻集落の発祥地であると伝えられている。この元島は旧10月~12月に5回、島立の先祖をまつる神事が催されることで知られている。この元島の住民がいつ頃、どこからやってきて、この地に住みついたのか定かでない。第二次世界大戦直後までは6、7世帯が住んでいたが、現在では全世帯が元島を離れてし[…] 続きを読む ⇒
【市指定:天然記念物・地質】島尻断層崖と海食台~しまじりだんそうがいとかいしょくだい~
美しい珊瑚礁の海にかこまれた宮古島は、地形(カルスト)及び地質面において、特徴ある自然環境をもっている。なかでも島尻断層崖は高さ5.25m、長さ400m以上にわたって第三紀層が露出し断層線・褶曲線・地下水等が発達している。1973年夏、鯨(頭部)や鮫(歯)の化石が発見され、潮間帯に広がる海食台ととも[…] 続きを読む ⇒
【市指定:天然記念物・自然】島尻のマングローブ林~しまじりのまんぐろーぶりん~
マングローブ林は熱帯、亜熱帯地方の海岸や河口の汽水域(海水と淡水が混ざり合う水域)の泥土に生育する常緑低木・高木の一群である。日本では南西諸島に数種が分布し、鹿児島県喜入が北限とされている。 沖縄県内では、4科6種が分布し、八重山6種・宮古5種・沖縄本島4種の分布が確認されている。島尻のマングローブ[…] 続きを読む ⇒
【国指定:無形民俗】宮古島のパーントゥ~みやこじまのぱーんとぅ~
1.平良地区島尻のパーントゥ・サトゥプナハ(里願い)は、年3回(旧暦3月末~4月初、旧暦5月末~6月初、旧暦9月初)行われるが、3回目には、面をつけた来訪神のパーントゥが出現することから、パーントゥプナハともいっている。来訪神は3体で、全身に蔓草(つるくさ)のシイノキカズラをまとって、泥を塗り、5人[…] 続きを読む ⇒
【国指定:史跡】先島諸島火番盛「遠見番所」島尻遠見~さきしましょとうひばんむい「とうみばんしょ」しまじりとうみ~
宮古島市5ヵ所(池間・狩俣・島尻・来間・砂川)江戸時代、鎖国体制下の1644(順治元)年に、薩摩藩支配の琉球王府によって設置された、海上交通の監視・通報(烽火(のろし)のろし)機能をになった遠見番所跡群。先島諸島は琉球列島の最西端に位置し、東シナ海の緊張に直面しており、対外関係と鎖国体制の完成を示す[…] 続きを読む ⇒