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【市指定:天然記念物・植物】雨乞座のデイゴ~あまごいざのでいご~

雨乞座のデイゴ

デイゴはマメ科に属する落葉高木で、熱帯植物である。インドから太平洋諸島に分布するが、台湾や琉球列島では植裁されたものが野生になったり、屋敷林・鑑賞木・庭木等として至る所で見られる。落葉後、若夏の頃になると新葉に先立って、真紅の美しい花を咲かせる。花は南国沖縄の初夏を飾り南より北へと順をおって咲いてゆ[…] 続きを読む ⇒

【市指定:有形民俗】ヤーマス御願~やーますうがん~

ヤーマス御願

ヤーマス御願は来間の年中行事で、毎年9月申午の日日に行われる。期間中、全島民挙て参加する大行事で、その由来については次のような伝説がある。 夜な夜な怪物が現われて島人をさらっていく。この話を聞いた与那覇の三人の兄弟は、来間島に渡り、島の人から実状を聞き怪物(大男)を退治し島民を救ってやらねばならぬと[…] 続きを読む ⇒

【県指定:史跡】スムリャーミャーカ

スムリャーミャーカ

来間集落の南約800mにあるスムリャー(長間家)一族のミャーカ(巨石墓)で、古くは来間大殿ミャーカ、近代にはグンソーミャーカとも呼ばれ、大正時代まで使用されていたという。東西約9m・南北約6.5mの長方形で、高さは2.5mある。上は、3.5m×3mの大きさの板状の石でおおわれている。柱となっている石[…] 続きを読む ⇒

【市指定:天然記念物・保護区】来間島断崖の植生~くりまじまだんがいのしょくせい~

来間島断崖の植生

本断層崖は、来間島北海岸にある。崖の稜線は海岸から約100mの巾を持ち、海岸線とほぼ平行に走っている。長さは約3.2km、断層崖が約2.4km海食崖が約850mと連続して伸び、島の半分を取り囲んでいる。 本断層崖は宮古群島を特徴づけるいくつかの断層稜線の一つであり、第四紀洪積世の頃形成されている。地[…] 続きを読む ⇒

【国指定:史跡】先島諸島火番盛「遠見番所」来間遠見~さきしましょとうひばんむい「とうみばんしょ」くりまとうみ~

来間遠見

宮古島市5ヵ所(池間・狩俣・島尻・来間・砂川)江戸時代、鎖国体制下の1644(順治元)年に、薩摩藩支配の琉球王府によって設置された、海上交通の監視・通報(烽火(のろし)のろし)機能をになった遠見番所跡群。先島諸島は琉球列島の最西端に位置し、東シナ海の緊張に直面しており、対外関係と鎖国体制の完成を示す[…] 続きを読む ⇒