【市指定:史跡】西銘御嶽~にすみうたき~


西銘御嶽

増原集落の西北方およそ1kmほどの丘陵上にあって、北方は要害堅固な断崖で海に面し、さらに西方は白川浜へと通じている。崖下に“サガイ井”、さらに下って海よりに“カナギ井”と俗称する二つの井戸がある。御嶽のまわりに城壁とみなされる石垣の跡をみることもできるが、全体の規模ははっきりしない。
ただし、周辺には畑地をふくめて青磁片南蛮陶片が広範囲に表採でき、井戸の所在等からして、かつての集落の跡を物語っている。なお郷土史家稲村賢敷氏は、西銘按司の居城地は始め、この西銘御嶽の地であったが、手ぜまなためのちに飛鳥御嶽の地に移ったものであろうとの説をたてている。