Tag ‘井戸’

【市指定:史跡】島尻元島とンナカガー~しまじりもとじまとんなかがー~

島尻元島とンナカガー

島尻元島は現在の島尻集落の発祥地であると伝えられている。この元島は旧10月~12月に5回、島立の先祖をまつる神事が催されることで知られている。この元島の住民がいつ頃、どこからやってきて、この地に住みついたのか定かでない。第二次世界大戦直後までは6、7世帯が住んでいたが、現在では全世帯が元島を離れてし[…] 続きを読む ⇒

【市指定:史跡】四島の主の墓~ゆすまのしゅうのはか~

四島の主の墓

現在、狩俣には「四島の主の墓」といわれている墓が四ヶ所ある。この墓は、そのうちの1つである。この墓は、島尻・大神・狩俣・池間の四邑が遠望できる丘陵上にある。この墓の構造はツガ墓に似ており、周囲には石積みの外郭が二重にめぐらされ、南々西に向かって一枚岩をのせたアーチ門が築かれている。又、墓室は一室で墓[…] 続きを読む ⇒

【市指定:史跡】ミヌズマ遺跡の井戸~みぬずまいせきのいど~

ミヌズマ遺跡の井戸

この井戸は、久松地区公民館の東南およそ1.5kmの地点にある。この一帯は広範囲にわたってミヌズマといわれる集落遺跡となっており、宮古式土器や中国製陶磁器等の破片が表採される。また、井戸の近隣には東ブーンミャー・西ブーンミャー跡と言い伝えられている一角もある。 井戸の構造は、円形状掘抜井戸(直径1m、[…] 続きを読む ⇒

【市指定:史跡】ダキフガー

タキフガー

ダキフガーは、字伊良部島のヤスルギーの傍にあり、井戸周りの面積は39m2、台形をひしゃげたような形で、辺は6.2m、3.3m、5m、3.3mになっている。昔、この一帯にダキフ(タン竹)の群生があり、ダキフの中の井戸なので「ダキフガー」と名付けられたと推測できる。 井戸は、円形状・堀り抜き・壁面石積み[…] 続きを読む ⇒

【市指定:史跡】フナハガー

フナハガー

この井戸の背後にある自然植生の森には、伊良部ナカトズ御嶽がある。 昔、この一帯にはフナパ村そして、北方にウポザト村、東方にはウポドウ村があったといわれている。 この井戸(洞泉)が発見されたのは、1430年頃と推定され、この井戸は、前記三村の村建ての中心となった。その後、1735年には、外部からの移住[…] 続きを読む ⇒

【市指定:史跡】アラガー

アラガー

アラガーは、字佐和田の西側にあり、佐和田では最も古い井戸で、縦8m、横6m程の敷地内に直径1.8m、深さ4~4.5m円形状に掘られている。昔、この辺一帯は広範囲にわたって雑木林が発達していた。鳩が雑木林にしきりに出入りしているので、この井戸を見つけたと言われ、「鳩の見つけ井戸」とも言われている。この[…] 続きを読む ⇒

【市指定・史跡】サバウツガー

サバウツガー

直径1.5m、深さ4.5mの石積みのサバウツガーとその周辺地域、それに、井戸までの階段も含めて指定されている。1966(昭和41)年8月に簡易水道が敷設されるまで、240年以上も佐良浜の人達の生活用水として活用されてきた井戸である。名前の由来は、池間島から見た地形が鮫(サメ)の口に似ていることからサ[…] 続きを読む ⇒

【市指定:史跡】松村家の井戸の縁石~まつむらけのいどのふちいし~

松村家の井戸の縁石

洲鎌部落の松村家は下地の主、川満大殿の子孫生家である。この宅地内に推定約500年前の物と考えられ、直径120cm、高さ65cm、内巾90cmの丸形のくり抜き縁石がある。この縁石は松村家と盛島家の双方にあるが、盛島家はひとまわり小型である。 川満大殿は1498年にベウツ川堀割工事、1506年池田矼を沖[…] 続きを読む ⇒

【国指定:史跡】大和井~やまとがー~

大和井

大和井(やまとがー・井戸)は平良市街の東北に位置する泉(洞井)である。「雍正旧記(ようせいきゅうき)」(1727年)に記されている内容から、1720年ごろに掘られたと考えられている。井戸の周りは大小の切り石を円形に積み上げてあり、上り下りの通路には石段が設けられている。 伝承によれば、首里王府派遣の[…] 続きを読む ⇒